世界に羽ばたく活躍馬を輩出することを期待/有馬記念

2017年12月25日(月) 18:00

【年末年始の更新スケジュール】

 重賞回顧コラム今年の更新は本日分で終了です。年末の29日は休載となり、年明け9日が初回の更新となる予定です。


◆丸一日キタサンブラックの日だった

 早朝7時30分の開門に始まり、キタサンブラック「お別れセレモニー」が終わり、クリスマスツリーの下で楽しんだ多くのファンが姿を消した午後7時過ぎまで、ずーっと丸一日、キタサンブラックの日だった。

 通算20戦【12-2-4-2】。JRAのGI勝利数歴代タイ(シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ウオッカ、そして父の全弟ディープインパクトと並んで)の7勝となったキタサンブラックの総獲得賞金は18億7684万3000円。ついに史上NO.1となった。

重賞レース回顧

引退レースの有馬記念を制したキタサンブラック(撮影:下野雄規)

 ここまで3着→2着だった有馬記念を、引退レースの今回、鮮やかに逃げ切って完勝する有終となったが、3歳時の「2分33秒1」、4歳時の「2分32秒6」と比較すると、一見、今回の「2分33秒6」はもっとも遅い平凡な内容にも映る。しかし、中身は同じ主導権を握って小差3着だった3歳とは・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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