そうそう順当には決まらないはず!/ホープフルS

2017年12月26日(火) 18:00

【年末年始の更新スケジュール】

 今年の更新は本日分で終了です。年始は3日が初回の更新となる予定です。


■ホープフルS(G1・中山芝2000m)フルゲート18頭/登録18頭

【コース総論】中山芝2000m Aコース使用

・コースの要所!


★勝ち馬の65.0%が3番人気以内と、全体的に人気サイドが強いコース。

★外枠である馬番13〜18番が好成績。外枠不利ではない点に注意が必要。

★先行勢が圧倒的に優勢。逃げ馬ではなく好位追走組を狙うのがベスト。


 皐月賞はもちろんのこと、弥生賞や京成杯など「牡馬クラシック路線」の舞台となることが多い、中山芝2000m。正面スタンド前の4コーナー寄りからスタートで、その直後にはいきなり、急坂が待ち構えている。内回りでも起伏は激しく、かなりタフなコース形態であるのは間違いなし。総合力が問われるコースといえるだろう。

 そういう理由もあってか、人気サイドが非常に強いのが特徴。1番人気だけでなく、2〜3番人気も好成績であり、3番人気以内馬が1着に占める割合は、じつに65.0%にのぼる。対照的に人気薄はイマイチで、13番人気以下の超人気薄は、その時点で「消し」といっても過言ではないほど。穴なら、7〜9番人気あたりを狙うのが効率がいい。

 そして、イメージとはまったく違う結果が出ているのが、枠番別成績である。「中山=内枠有利」という先入観があるが、このコースでもっとも成績がいいのは、外枠である馬番13〜18番。平均人気がもっとも低いのに、平均着順はもっとも優秀で、回収率ベースの数値も圧倒的な高さだ。少なくとも、外枠がマイナスではないのは間違いなし。有馬記念の結果を引きずらないようにしたい。

 ただし、脚質に関しては・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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