セレクトセール1歳で7000万円、ディープインパクト牝馬ミッキーチャーム

2017年12月27日(水) 12:00

【年末年始の更新スケジュール】

 今年の更新は本日分で終了です。年始の3日は休載となり、10日が初回の更新となる予定です。


●エアヴェイユ(牝 栗東・吉村圭司 父ハードスパン、母エアマグダラ)

 エアアンセム(父シンボリクリスエス/14年弥生賞-GII・4着)の半妹。母エアマグダラは9戦4勝の素質馬で、エアシェイディ(08年アメリカJCC-GII)、エアメサイア(05年秋華賞-GI、05年ローズS-GII)の全妹にあたる。2代母エアデジャヴーはクイーンS(GIII)の勝ち馬。近親にはエアシャカール、エアメサイア、エアスピネル、エアソミュールなど多くの重賞勝ち馬がいる。父ハードスパンは全日本2歳優駿(GI)を勝ったサマリーズの父で、日本で供用されたのはわずか1年。本国アメリカでの成績が予想以上に優秀だったため、すぐ呼び戻されて帰ってしまった。現2歳は芝2勝、ダート9勝という成績だが、シャトルで渡ったオーストラリアで芝のG1馬を出し、アメリカでもアーリントンミリオン(G1・芝10f)の勝ち馬を出しているので、芝適性もそれなりに備えている。芝・ダート兼用のマイラーだろう。

●スズノアリュール(牡 栗東・矢作芳人 父ゴールドアリュール、母アジアンプリンセス)
 ブリンディス(父タイキシャトル/3勝)、アップルハウス(父アジュディケーティング/2勝)、ピースオブケイク(父ティンバーカントリー/1勝)の半弟。父は違っても共通しているのは・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

関連情報

新着コラム

コラムを探す