去年までの傾向か、それとも新しい傾向か

2017年12月27日(水) 18:00

【年末年始の更新スケジュール】

 今年の更新は本日分で終了です。年始は5日が初回の更新となる予定です。


◆新馬を勝ちたての1戦1勝馬が強かったレース

 GIとなって最初のホープフルS。GII時代の傾向が引き継がれるのか、それとも新しい傾向が生まれてくるのか、手探りで予想していくしかなさそうだ。

 ジャンダルムはデビューして2戦の内容が良い。デイリー杯優勝後、すぐに朝日杯ではなくホープフルSへ向かうことを表明したあたり、陣営は距離に不安を持っていないのだろう。ただ、仮に2000mをこなせる馬であっても初距離はリスク。そのわりに人気にはなるので、馬券的な妙味という点ではいまひとつな面がある。

 タイムフライヤーは安定味のあるレースぶりで、上がり勝負にも持続力勝負にも対応できる強みがある。連軸としては信頼性が高そう。ただ確実に勝ちきるタイプではなさそうなので、単勝や1着固定はしづらい。

 ルーカスは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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