父譲りの切れ味を全開させたい/アメリカJCC

2018年01月20日(土) 18:00


◆中距離ならトップランクの1頭に加われる可能性がある

 若い菊沢一樹騎手がちょっと脚を余した感のある惜敗(京都新聞杯0秒1差、いわき特別0秒0差)を続けたあと、伯父の横山典弘騎手に乗り替わったミッキースワロー(父トーセンホマレボシ)のセントライト記念2200mは、上がり33秒4の完勝だった。

 スローのためレース上がりは34秒0(11秒7-11秒3-11秒0)となり、皐月賞馬アルアインを中位から猛然と差し、届いたどころか約2馬身も抜けたミッキースワローの上がりは、33秒4(推定11秒7-11秒1-10秒6)だった。

 いかにスローとはいえ、まるでアルアインが止まったかのように爆発した切れ味は素晴らしい。中山の急坂を含む最終1ハロン推定「10秒6」前後はめったに出現する数字ではない。

 ミッキースワローの牝系は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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