2018年02月13日(火) 18:01
◆テトラドラクマは今回が完調に近く、最大能力を発揮
真冬の変則3日間開催に加え、例年以上の寒さと雪が重なったため、調整が難しかったのだろう。11日の「京都記念」では、注目の断然人気馬レイデオロがゴール前にきてストライドが極端に小さくなって3着に敗退。東京の「共同通信杯」では注目のグレイルがまったく伸びることなく7着に凡走。12日の東京「クイーンC」でも、断然人気のマウレア(父ディープインパクト)が完敗の5着に沈んだ。
そんな中で、テトラドラクマ(父ルーラーシップ)が快勝したクイーンCは、1分33秒7の速い時計だった。2着に突っ込んだフィニフティ(父ディープインパクト)も、1分33秒8である。これは、勝ち負けに深く関係した連対馬とすると、2016年に独走したメジャーエンブレムの1分32秒5(レースレコード)、2017年の勝ち馬・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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