充実著しいゴールドアリュール産駒に期待/フェブラリーS

2018年02月17日(土) 18:00


◆舞台も展開も有利に作用しそう

 ゴールドアリュールは、自身が1番人気で2003年のフェブラリーSを制しただけでなく、産駒のエスポワールシチー(1番人気)も2010年に、コパノリッキー(16番人気と、1番人気で)が2014年と15年に、さらにゴールドドリーム(2番人気)が昨年のこのG1を勝っている。

 ゴールドアリュールも、エスポワールシチーも、2連覇したコパノリッキーも、決して東京のダート1600mをベストとしたわけではないが、総合能力で上回ったダートチャンピオンとしてこのG1を勝っている。種牡馬となったゴールドアリュールは、あふれるように存在するサンデーサイレンス直仔であると同時に、母ニキーヤはこれも現代の大半の馬に入っているノーザンダンサーの血を濃く「2×4」で持つため、配合牝馬に苦心するだろうとされたが、さまざまな血を持つ牝馬にうまく適合して大成功。初年度産駒が4歳になった2009年以降、全日本ダート限定種牡馬ランキング「2,2,2,2,2,1,2,1,1」位である。総合能力を伝えている。

 残念ながら・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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