勝馬率で選ぶ、マル外の父(須田鷹雄)

2018年03月13日(火) 18:00


◆打率と長打率を兼ね備えている名種牡馬も

 赤本で繰り返し書いてきたことが「マル外にもっと目を」という話だ。1頭あたり賞金で比べたら確実にマル外>内国産馬なわけで、内国産馬による無理な穴狙いよりはマル外狙いのほうが効率が良いわけだ。

 それでもマル外人気が再興しないのは「よく分からない」「ダートで走る馬が多い」といった理由だろう。芝ダートについてはどうしようもないが、分かる分からないについては無理に海外知識や血統論を持ち込まず、単純に走っている種牡馬を追えばよいのではないかと思う。

 そこで考えたいのが、ハイリスクハイリターンな長距離砲タイプと勝馬率の高いアベレージヒッタータイプ、どちらを重視するかということだ。

 世間的にウケがいいのは長距離砲タイプだろう。実際、大きなポイントを獲得する馬を指名できなければPOGには勝てない。

 ただ、このタイプは先に成功例が出て人気も上昇した場合、後で「人気で走らない」というタイプをつかむ危険がある。例えば・・・

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