2018年04月04日(水) 18:00
【特注データ】〜レースデータより〜
一昔前よりは堅く決まるようになった近年の桜花賞だが、それでも荒れるときは荒れるのがこのレース。昨年も8番人気のレーヌミノルが勝ち、圧倒的人気のソウルスターリングが3着に敗れたのもあって、馬単は4万5330円という高配当となった。今年も昨年同様にラッキーライラックの「一強」ムードではあるが、過信は禁物だろう。
今回掲載したのは、桜花賞で「7番人気以下」だった馬に限定したデータ。人気薄とはいえ、好走パターンがけっこう偏っているのが見てとれるはずだ。好走馬はすべて、前走で4コーナーを3〜10番手で回っており、逃げ〜2番手からの競馬だった馬は全滅。また、4コーナーで11番手以下に置かれていた馬も、好走例はまったくない。
また、すべてが前走東京&阪神組であることや、前走での上がり3F順位が2位以内だった馬が全滅しているのも特徴。イメージとしては、中団〜後方からスパッとキレるような馬ではなく、好位〜中団からしぶとく伸びるようなタイプが穴をあけているようだ。昨年の勝ち馬レーヌミノルは・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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