【初勝利一番乗り】西村淳也騎手(4)『師匠の定年まであと3年、弟子として恩返しを』

2018年05月07日(月) 12:01

おじゃ馬します!

▲西村「本当にこの顔でよかったなと思ってます」その真相とは!?

今回が西村騎手のインタビューの最終回。新人騎手にとって関係者やファンに顔を覚えてもらうことは、大事な仕事のひとつ。そこにはちょっと自信があるそうで…!「あばれる君と呼んでください!」とアピールしてきた結果、今やトレセンではほぼ「あばれる君」と呼ばれているんだとか。2勝目もマークし(5月4日現在)、プロの騎手として日々精進している西村騎手。最後は、「競馬で肝に銘じていること」「師匠への思い」を語ります。(取材:東奈緒美)


「瑠星先輩には何でも話せるんです」

 ふたつ先輩の坂井瑠星騎手が、netkeibaさんで「挑戦者」というコラムを連載されていて、以前、西村騎手について「明るくて誰からも好かれる性格で、昨年の北海道シリーズにも滞在し、多くの厩舎の調教に乗っていたことを覚えています」と書かれていました。ご覧になりましたか?

西村 読みました! そこに載っていた写真は、僕が瑠星先輩に送ったんです(笑)。

おじゃ馬します!

▲「同期の服部寿希騎手(上)と西村淳也騎手(下)」(提供:坂井瑠星騎手)

 あ、そうだったんですね。瑠星騎手はどんな先輩ですか?

西村 本当に真面目で、馬乗りについて何を聞いても、全部教えてくれます。ご飯にも何度か連れて行ってもらいましたが、1年と3年で競馬学校が被っていたこともあって、瑠星先輩には何でも話せるんですよね。真面目で熱くて、本当にいい先輩です。

 先輩とのエピソードが次から次へと出てきて、本当に愛されてますよね。

西村 いえいえ。あ、顔で得をしているところはあるかも…。

 あばれる君! メディアでもよく、「あばれる君と呼んでください!」とおっしゃってますものね。

西村 はい。トレセンでは、ほぼ全員の方にそう呼ばれています(笑)。・・・

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東奈緒美・赤見千尋

東奈緒美 1983年1月2日生まれ、三重県出身。タレントとして関西圏を中心にテレビやCMで活躍中。グリーンチャンネル「トレセンリポート」のレギュラーリポーターを務めたことで、競馬に興味を抱き、また多くの競馬関係者との交流を深めている。

赤見千尋 1978年2月2日生まれ、群馬県出身。98年10月に公営高崎競馬の騎手としてデビュー。以来、高崎競馬廃止の05年1月まで騎乗を続けた。通算成績は2033戦91勝。引退後は、グリーンチャンネル「トレセンTIME」の美浦リポーターを担当したほか、KBS京都「競馬展望プラス」MC、秋田書店「プレイコミック」で連載した「優駿の門・ASUMI」の原作を手掛けるなど幅広く活躍。

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