ベテラン7歳馬、少々の渋馬場ならもう苦にしないだろう/七夕賞

2018年07月07日(土) 18:00


◆父の代表産駒を見ても、渋った馬場の方が崩れないくらい

 今週は、芝コンディションの判断が非常に難しい。土曜の出発は芝「稍重」。このあと福島に雨予報はないので、小さなスコールがある程度なら、回復は遅くても良馬場にも近い芝状態が望めそうである。渋馬場の巧拙はあまり考えなくてもいいだろう。

 主軸をサーブルオールにするか、マイネルフロストにするか迷ったが、渋馬場見込みが嫌われて人気落ちのマイネルフロスト(父ブラックタイド)に妙味がある。中間の気配、動きなど、小差2着した昨年に少しも見劣らない。

 その昨年の2着は、今年と同じハンデ57キロ。飛ばすマルターズアポジーをみながらの好位追走から、3コーナーで早くもマルターズを交わす勢いでスパートし4コーナー先頭。完全に勝ったと思えたが・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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