【GI優勝記念】藤岡佑介騎手イベント(1)『本音満載!!今だから言えるNHKマイルC徹底回顧』(一部動画あり)

2018年07月25日(水) 18:02

with 佑

▲佑介騎手のGI初制覇を記念して、都内でファン感謝イベントを開催!

去る6月18日、佑介騎手のGI初制覇を記念して、都内でファン感謝イベントが行われました。スペシャルゲストは、『with 佑』の記念すべき第1回目のゲストである川田将雅騎手。本来は浜中俊騎手も参戦予定でしたが、当日朝に発生した地震の影響により、あえなく電話出演となりました。そのほかM.デムーロ騎手からはビデオメッセージが、師匠である作田誠二師とご両親からは感動的な手紙が届けられるなど、抽選で選ばれたファン100人と共に心温まる時間を過ごすことができました。

さて、今週からの『with佑』では、イベントのトークコーナーを4回にわたって再現(一部動画あり)。まずは本音満載の『今だから言える、NHKマイルC徹底回顧』からスタートです!

※出演者:藤岡佑介、川田将雅、ビタミンSお兄ちゃん(MC)、栗林さみ(MC)

(構成:不破由妃子)


佑介が乗ることが決まったとき、すぐ佑介にラインを送りました

お兄ちゃん では、さっそくNHKマイルC についていろいろお話を伺っていきたいと思います。題して『今だから言える、NHKマイルC徹底回顧!』。さみちゃん、レースは生で観ていましたか?

栗林 もちろんです。いやぁもうね、鳥肌が立ちましたよ。よくあの位置から届いたなと。

お兄ちゃん 本当ですよねぇ。川田ジョッキーも騎乗されていたということで(パクスアメリカーナ6着)、ぜひおふたりにですね、改めてレース映像を観ながらジョッキー目線で回顧していただければと思います。その前に佑介ジョッキー、クリンチャーは京都記念を勝った後、武豊ジョッキーに乗り替わりになってしまったわけですが、ここは逆に(騎乗停止になった)武豊ジョッキーからの乗り替わりでしたよね。

佑介 そうですね。

お兄ちゃん 僕からすると、これはこれで因縁めいたものがあるなと思っていたんですけど、なんかそういった思い入れのようなものはどうだったんですか?

佑介 乗り替わりに関しては、チャンスが回ってきたことに対してラッキーだなとしか思いませんでしたけど、もともと将雅から「めっちゃ強い馬だよ」って聞いていて、豊さんが騎乗停止になったときも、「誰が乗るんやろうな」っていう話をしていたんです。まさか自分が乗ることになるとは思っていなかったから、依頼をいただいたときはビックリしました。

with 佑

▲ゲストの川田騎手や会場のお客様と全員で乾杯!

お兄ちゃん レースの少し前に川田ジョッキーとゴルフに行かせてもらったんですけど、そのときもケイアイノーテックの話になって「すごく強い馬だ」とおっしゃってましたものね。

川田 はい。だから、佑介が乗ることが決まったとき、すぐ佑介にラインを送りました。「ビッグチャンス!」って。

佑介 うんうん。

川田 レース前は、どういう競馬を組み立てようと思っていた?

佑介 内で包まれる競馬はしたくないというのがまずあったから、スタートからちょっと促がしていって中団の外に付けられたら…っていうのが一番のレースプランだった。外のミスターメロディ(福永騎手)やカシアス(浜中騎手)あたりが途中から押し上げていく感じで速くなるかなと思っていたから、その後ろに控える手応えのいい馬の後ろを取りたいなと。・・・

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「with 佑」とは

JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

藤岡佑介

1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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