スタミナも求められる厳しい中身になるほど有利/天皇賞(秋)

2018年10月27日(土) 18:00

レイデオロはもちろん強敵だが、他に妙味ある馬も多数

 距離2000mにも、東京コースにも、また読みにくい展開(レースの流れ)にも、もっとも死角が少ないのは4歳スワーヴリチャード(父ハーツクライ)。コンビで【3-0-1-1】。総合能力の高さに確信を持つM.デムーロは、例えば予測以上のスローになった際には、強気に自分からスパートするだろう。

 デムーロがテン乗りになった3歳時のアルゼンチン共和国杯2500mは、いきなり総合力全開の2分30秒0で圧勝だった(日本レコードと0秒5差)。4歳になり、当時よりパワーアップしている現在、スタミナも求められる厳しい中身の2000mになるほどスワーヴリチャードが有利になると考えられる。

 高速の2000mに対応できるスピード能力は大丈夫か。前回の・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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