【フィリーズレビュー予想】敗戦からの巻き返しも 阪神JF組の軽視は禁物

2024年03月09日(土) 18:00

人気でも強気に狙える

 桜花賞に向けた各陣営のスケジュールは一段と変化した。この1400mの「フィリーズレビュー」をステップに桜花賞で3着以内に好走した馬は、最近10年間にわずか3頭だけ。本番との結びつきは薄れている。

 このレースを検討するには別の視点が重要。過去10年、ここで優先権を得た30頭のうち、半数近い13頭を「阪神JF」出走馬が占めている点に注目したい。阪神JFに挑戦して桜花賞を展望した馬は、それぞれ期待馬だったからだ。ただし、その13頭の阪神JFの着順は【0-0-1-12】にとどまっていた。

 今年の出走馬では「カルチャーデイ、コラソンビート、シカゴスティング、ドナベティ」が該当し、コラソンビート以外の3頭は、桜花賞から一歩も二歩も後退した形だが、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す