【阪神大賞典予想】ディープ系とステイゴールド系の争いに ロベルトの血を引く馬がヒモ穴

2024年03月10日(日) 18:00

21年と20年はディープインパクト系(ディープボンド、トーセンカンビーナ、ナムラドノヴァン、メイショウテンゲン)とユーキャンスマイルで上位独占という結果だったが、22年はディープボンドが連覇し2着3着にはオルフェーヴル産駒(アイアンバローズ、シルヴァーソニック)が入った。23年はディープ直仔ジャスティンパレスが快勝。今年ディープインパクト系とステイゴールド系の争いとなるか。ブレークアップ(5人気3着)、アイアンバローズ(5人気2着)、ナムラドノヴァン(9人気3着)、カフジプリンス(6人気2着)と、ロベルトの血を引く馬がヒモ穴になっている。(解説:望田潤)

サヴォーナ

 レオパルディナやアイムユアドリームのイトコでユアヒストリーなども近親。母父スニッツェルは短距離王国豪州で大成功したデインヒル系で、母母ラプーマはロードアットウォーのスタミナを引きビウィッチS(米G3・芝12F)2着。母父がスプリンターなので先行脚質に出たのは順当だが、牝系のスタミナも強くジリっぽいがなかなかしぶとい。長距離での安定感としぶとさはなかなかで、後駆がダンジグ的なので京都外よりは阪神内がベターだろう。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎

シルヴァーソニック

 キャプテントゥーレ、アルティマトゥーレ、クランモンタナなどの弟で、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

関連情報

新着コラム

コラムを探す