2024年03月17日(日) 18:00
毎日杯は21年まではディープインパクト産駒が毎年上位を占め、また人気馬が強く堅いレースでもあったのだが、22年と23年は3連複万馬券。22年はピースオブエイト(父スクリーンヒーロー)とベジャール(父モーリス)、グラスワンダー系の行った行ったで、3着がドゥラメンテ産駒ドゥラドーレスだった。23年はドゥラメンテ産駒シーズンリッチが勝ちモーリス産駒ノッキングポイントが2着。ディープインパクト産駒不在とともに波乱模様となり、ドゥラメンテ産駒とモーリス産駒が活躍しているのが近年の毎日杯といえる。(解説:望田潤)
サトノシュトラーセ
ドクトルブッシュ記念(独G3・芝1600m)勝ちヴィンターフックスの甥で、母ワンダーオブリップスは独オークス(独G1・芝2200m)3着。凱旋門賞馬ヴァルトガイシュトや英セントレジャーのマスクトマーヴェルなども近親。父ジャスタウェイはハーツクライの代表産駒でダノンザキッド、マスターフェンサー、テオレーマなどの父。ダノンザキッドを重厚にしたような中距離馬で奥がありそうだが、ここは2000→1800への短縮がどうかだろう。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
スマートワイス
プラチナムバレットの甥で、プラチナムレイアーのイトコ。母スマートレイアーは京都大賞典や阪神牝馬Sなど重賞4勝。本馬はロードカナロア×ディープインパクトで、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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