【ダービー卿CT予想】中山マイルのハンデ重賞 デインヒルの血が強い

2024年03月24日(日) 18:00

21年はテルツェット(母父デインヒルダンサー)とカテドラル(母父ロックオブジブラルタル)、19年はフィアーノロマーノ(父ファストネットロック)とプリモシーン(母父ファストネットロック)、17年はロジチャリス(母父ロックオブジブラルタル)とキャンベルジュニア(母父リダウツチョイス)。デインヒルもちのワンツーが近7年で3回もあるレース。ちなみに昨年はデインヒルをもつ馬がミッキーブリランテ1頭しかいなかった(14人気6着)。ただ取り上げた4頭にデインヒルの血を引く馬はいない。(解説:望田潤)

インダストリア

 ケイデンスコールの3/4弟で、バランスオブゲームやフェイムゲームの甥で、ステイゴールドやサッカーボーイなどが出るダイナサッシュの牝系。母インダクティはJRA2勝(芝1500〜2000)。父リオンディーズは名牝シーザリオの息子でテーオーロイヤル、サンライズホーク、ピンクカメハメハなどの父。脚長でしなやかで大箱に向きそうだが、良績は中山マイルに集中という面白い馬で、そこは中山記念の鬼バランスオブゲームの甥ということか。ダービー卿CT連覇を狙う。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

セッション

 ソウテンの半弟で、パークイクスプレスS(愛G3・芝8F)勝ちオーグッドネスミーの甥。・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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