【フローラS予想】フローラSは例年先行有利

2024年04月16日(火) 18:00

馬場虎太郎

▲昨年はゴールデンハインドが優勝(撮影:下野雄規)

馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家としてフローラSで渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 東京開催は今週が開幕週。

 芝の仮柵の設置スケジュールは例年通り。前開催となる1回東京が仮柵を最外に設置したDコース使用。今開催は6日目までAコース使用。

 Cコースより内の部分は昨年の4回開催以来の使用。野芝も生育しやすい時期。例年通り、非常に良好な芝と路盤の状態で迎えるだろう。

 2020年以降、フローラステークスは最初のコーナーを5番手以内で通過した馬が4年連続で1、2着。2022年は1〜3着を独占。

 結果的にはどの年も前に行った馬同士で決まっているが、馬場コンディションは異なっている。

 2020年は当日が稀に見る強風のなかでの開催。2022年は当日が雨のなかでの開催。この2年は「標準」の馬場。2021年、2023年は天候による影響がなかったので、馬場コンディションは「軽い」。

 馬場コンディションがややタフだった2020年、2022年の2回は連対した4頭全てが4枠より内。一方で、馬場が軽かった2021年は6枠より外が1、2着。

 馬場が軽ければ、グリップ性も非常に良く、外枠から先行してもスムーズに力を出せるが、馬場がややタフな年は外枠の馬が走りにくくなる傾向になっている。

 今週は週末が不安定な天気予報だが、現時点では雨が降ったとしても影響が小さく、馬場コンディションは「軽い〜稍軽い」の間に収まると想定する。先行馬は例年通り恵まれるだろう。・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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