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ローズS レーヌの秋は実るか?
関東帝王
2017年09月17日(日) 00:12
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牝馬三冠最終戦だったエリザベス女王杯が古馬に解放され、それに替わる秋華賞が施設されたのが1996年のこと。
今年が第22回となる秋華賞の過去21年で桜花賞馬の参戦は16回。
1着6回、2着2回、3着1回、着外7回。勝率37.5%、連対率50%はまずまずの数字か。
今年の桜花賞馬はレーヌミノル。
桜花賞TRこそ1番人気(2着)だったが桜花賞は8番人気。
桜花賞を勝って臨んだオークスは8番人気。
ローズSもnetkeibaの想定人気は上位3頭からは大きく離れた4〜5番人気。
8戦4勝でGI桜花賞を含めて重賞は2勝2着2回。
着外に沈んだのは府中で行われたオークスとクイーンCの13着、4着のみ。
強い馬だと思うのだが、何故か余り人気にならない。
理由を考えてみる。
1.デビュー時から短距離を意識して使われてきた
2.ダイワメジャー産駒に1600mを超える距離での活躍馬がいない
3.同期にソウルスターリングをはじめミスエルテ、ファンディーナなど
圧倒的な存在感を放っている馬が多い
4.馬名
意外と馬名で損をしている気がしないでもない。
桜花賞馬のローズS参戦は14回で成績は 4-1-1-8
勝率28.6%、連対率35.7と本番(秋華賞)以上に戦績は良くない。
レーヌミノルにとっても余り宜しくないデータだ。
そこで下記の様にレーヌミノルにとって都合よくデータを切り取ってみる。
チューリップ賞ではなくフィリーズレビューを経由して桜花賞を勝った馬のローズSの成績は1-1-1-0と全てが3着以内で着外なし。
この3頭キョウエイマーチ 、ラインクラフト、レジネッタの秋華賞での成績は2着、2着、8着と勝ててはいないものの2頭が連対を果たしている。
TV番組のインタビューで主戦の池添騎手がローズSの結果如何で今後の路線が決まる云々のコメントをされていた。
オークス馬ソウルスターリングは早々に天皇賞挑戦を表明し、秋華賞には出走しない。
桜花賞馬のレーヌミノルには何とか前哨戦でいいレースをして貰い本番にも参戦して貰いたい。
春二冠のチャンピオンが両馬とも不在では最終戦が寂しいものとなってしまうではないか。
頑張れレーヌミノル。
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