日経新春杯 事前考察

…続いて、日曜開催の中からの抜粋1鞍…日経新春杯の事前考察。

…コワいぐらいに明け4歳が幅を効かせている印象ですが、今年は多重登録の一頭のみと、中山金杯とは逆の意味で、年齢を使った振るいが使えないのが悩ましく…中核と格上挑戦を含めた下位との自力差が開いて見える構成なので、手堅く守りに入るか、ハンデの妙に期待して攻めの姿勢を取るのかの二択でしょう。

では、事前5傑。

◎ モンドインテロ

○ ミッキーロケット

▲ パフォーマプロミス

△ サンタフェチーフ 

☆ ヒットザターゲット

事前◎にはモンドインテロ。

重賞では勝ち味に薄い印象が目立ちますが、去年と違ってココに至る道程は余裕も覗ける臨戦ですし、距離不足からか立ち遅れが目立つ中距離で、対応出来た部類のコンマ1差4着は収穫ですから、私はコチラを重視したいです。

事前○にはミッキーロケット。

連覇が掛かっていますし、前走の連対は相手が下がればまだまだと威張れる走りでしたから、今回は相手適当、57半の据え置きで適温、実績ある舞台と3拍子が揃っているのですが…秋の臨戦は、グチャグチャ秋天も含んだ3戦…で、ココに至るまでは中3週と、菊負けからの出直しで、55だった去年と同じに考えるのは、少々危険に写るので評価を下げています。

事前▲にはパフォーマプロミス。

昇級戦ではありますが、自己条件では順応性の高さを示す走りで、崩れる事無く着々と上がって来たクチ…

中核の実績勢はどちらも終い勝負が身上である事を思えば、自在性も醸す彼の順応性は武器になりそうですし、昇級の身の上での54は適温に思えなくもないでしょう。

事前△にはサンタフェチーフ。

格上挑戦組からなら、彼女が一番惹かれますね

牝馬伊達らに22以上に主戦場を置き、準OPでも勝ちきってはいなくとも、味のある走りで肉迫…何より、52のハンデという事は実質54…つまり、昇級と同等の評価をされている事実は、無視出来ない様子でしょう。

事前☆にはヒットザターゲット。

年齢が二桁に乗った、長距離カテゴリーの御大…高齢馬らしくというか、若い頃からムラが多い、狙いどころが難しい一頭…

衰えは否めませんが、8歳の身の上で58を背負い、食い込んで見せた一昨年の目黒3着を思うと、56まで軽減された今回は激走があっても驚けませんよ。