『愛知杯R回顧』祐介が変わった 

T−2:00.1  前後60.3-59.8 平均
Lap‐12.2 - 11.3 - 12.1 - 12.3 - 12.4 - 12.6 - 12.1 - 11.8 - 11.3 - 12.0

コース特有の坂スタート、勝ったエテルナミノルは普通に出る
無理をせず、好位中団から我慢、折り合い重視の丁寧な競馬に映った

4角過ぎ、先に仕掛けたQチャーム中谷の後ろに付くと
一気に抜け出して先頭に立ち、そのまま突き抜けるかと思ったが
外からレイホーロマンスが抜けだして強襲に遭う
しかし、粘り強く捻じ伏せて勝利をものにした

エリ女経由のターコイ組の中では、最も警戒していた馬
前述コラム【愛知杯H-G3は攻略できるのか】で、
狙っていたのが、前走下級条件組の4−5歳馬
その中に2着レイホーロマンス<11人気>がいたので、
何とか馬連だけは🎯できたものの 

☆ここで、3着の昨年1着馬 マキシ―パリについて一言

先ず、昨年は状態面も良かったとは思うが、
鞍上岩田が10−11番手付近から追い込んでの勝利であった 
上がり最速35.0秒で、2着サンソヴールに1馬身2/1、3着Qミラグロには更に1馬身離す

タイムは2.01.4、今年、勝ったエテルナMは0.3秒速い時計も
3着のマキシーパリは2.00.4と、昨年との差は、ほとんどない

そこで、注視したのは、時計ではなく、
鞍上の藤岡祐介が、昨年と同じような後方よりの10-11番手から差して来た点
去年、阪神芝2000mのマーメイドHでは、先行4番手からの積極策で勝利
その後、札幌クイーンG3では、一旦、後方10番手に戻して試したが結果は7着惨敗

後の京都大賞典G2芝2400mでは、先行策(番手)へ戻して9着と結果は出ず
そして、エリ女芝2200mで3番手から踏ん張っての4着、ヴィブロスには先着

同じコースでもある中日新聞杯でも、3番手から粘っての5着
2着のミッキーRとの差は0.1秒と全く遜色のない内容でもあった 

しかし、何故、この愛知杯では、敢えて後方策を取ったのか(・・?

去年の菊で、クリンチャーを2着に持って来た頃から、
明らかに祐介の騎乗スタイルが変わりつつある 

直近の平場の成績を観れば、伏兵馬を上手く上位に持ってきているし
人気薄でも馬券に絡むようになった(◎_◎;)