【共同通信杯他】3重賞回顧と次戦TG

今週の重賞が迫っていますので、ダイジェスト版で

【京都記念回顧】2:16.3 63.0-60.7 S2 重

前コラムで、鞍上バルジューに不安ありと書いたが、
終わってみれば3着を死守するのがやっとであった

出負けした事もあり、鞍上の采配には特段、問題があったとは感じない
京都記念は基本、ポテンシャル戦で、道悪も響いた可能性もある

DB、神新杯と連勝、JCは2着も高速馬場適性ではピカイチ
次戦、トップスピードを要求されるコースなら巻き返し必至かと
一方、勝ったクリンチャーは、鞍上の騎乗レベルが格段に向上した
馬場が味方した事もあるが、淀のコースなら鉄壁の存在となった
次戦は4着のモズまで目が離せない

【共同通信杯回顧】1:47.4 48.0-47.2 S1

勝ったオウケンMは、往年の北村を観るような鮮やかな勝ちっぷり
北村は、ノリのブラゾンDを前に置いて、好位列の内沿いで我慢の競馬
3角を過ぎて前が幾分中弛みに、直線に入ってスッと抜け出し、
迫るムーア鞍上のサトノソルを振り切っての完勝
過去、府中2千の北村と呼ばれた時期があった(1800mも)
当時から府中のトップスピード戦に脅威を魅せたのが北村宏でもあったから
ダービーは、同じ北村鞍上で、キタサンBのリベンジに期待したい

※前コラム:【共同通信杯】1強に勝つ馬(・・? から
👆人気 3人気 勝率30%👉結果ムーア2着  6人気 連40%👉結果 北村1着
穴TG 👇
     単穴オウケンM 単穴2 ゴーフォザS(田辺4着)


【クイーンC回顧】1:33.7  46.0-47.7 H

牝馬戦ながらペースは前半46秒ジャストと云うG1級の速さ
かなりのHで展開したが、時計的には昨年アドミヤビが勝った時より
0.5秒遅く、メジャーEが一昨年に逃げ切って1.32.5の驚異的なタイムにも及ばず
しかし、直近10年では3位の好時計

勝ったテトラドラクマはフェアリーSでの雪辱を果たしたように映るが、
鞍上が田辺に替わって、府中の馬場適性にも、展開面でも完全に噛み合った
レース的には、L2(ラスト400m)まで、ルメのアルーシャとの一騎打ちの様相も
坂の上りで追い出して先頭に躍り出ると、
L1で強襲してきたフィニフティを寄せ付けずの強い勝ち方 
問題は桜花賞でどうか 👉NHKマイル向きか