阪神大賞典、スプリングS 展望

毎年ハイレベルなメンバーで行われるイメージの強いレース。春天に向けて重要な1戦になりそうですね。

本命は2階級格上挑戦のムイトオブリガード。500万下とはいえ、長距離で好時計を出し、ここでも通用する素質を感じさせました。成長著しいですし、今年のメンバーならチャンスは十分にあるはずです。

その他好メンバーを一掃したクリンチャー、3000でオープン勝ちをしているトミケンスラーヴァ、もともと長距離で走れる才能がありそうなサトノクロニクル、春天2着の実績があるカレンミロティック。

外しはアルバート。長距離実績は申し分ないが、実は初めての阪神。中山と阪神は全く形状の違うコースだし、馬自身に緩さが見えている。その状態でこのレースを走りきるのは甘くない。


ここ2年は皐月賞のステップを他の路線にとられ気味のスプリングS。それでも素質馬が多く揃っています。

本命はマイネルファンロン。前走は仕上がっていない状態で想像以上の走り。重賞どころかそれ以上でやれそうな存在だし、今回はバッチリ仕上がっている。立ち回りも上手くできるタイプだし、弱点なしで挑めそう。

続くのが、共同通信杯で最後に見せ場を作ったゴーフォザサミット、素質はピカイチのルーカス。その他早くから注目していたバールドバイ、確実な脚を使えるカフジバンガード、芝でいい走りをしたビッグスモーキー、追い切りがさすがの内容だったステルヴィオ、伸びしろが大きそうなエポカドーロやレノヴァール。

外しはハッピーグリン。出世レースを制して注目を浴びているが、意外と立ち回りが器用ではなさそう。相手関係も厳しくなるし買うのは難しい。