阪神牝馬S、NZT 展望

昨年はヴィクトリアマイルで勝ったアドマイヤリードが出走するなど、春の女王決定戦に向けて、豪華なメンバーが揃うレース。今年もG1級の面々が揃いました。

本命は昨年ヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリード。雨の影響があるのはありがたいことだし、前走は仕上がりが甘かったことも影響した。今回はみっちり仕上げているし、昨年2着の舞台なら何も心配はいらない。

対抗は距離延長歓迎ととったワントゥワン。その他牡馬を一掃したリスグラシュー、それらをまとめて仕留めた経験のあるラビットラン、昨年の3歳女王ソウルスターリング、スムーズに走れば強いデンコウアンジュ、本格化を感じる3連勝を決めたミスパンテール。

外しはジュールポレール。昨年もいい走りができているのだが、本来は良馬場向きの馬。今回は相当メンバーが強化されているし、曖昧な道悪適性で狙うことは難しそう。


NHKマイルCとの関連性に少し欠けているNZT。しかしここから本番につなげたいマイラーが揃った。

本命は初芝で強い競馬をしたリョーノテソーロ。この馬の持っているスピードは天性のもので、前走も形は苦しかった。それでも伸びたのは力の証だし、このクラスでも十分に通用する。

続くのがマイルでいい粘りができているカシアス、阪神で強烈な上がりを披露したケイアイノーテック。その他格上でも安定感魅力のエントシャイデン、スムーズなら脚は持っているイサチルルンルン、今回は緩さを感じないカツジ、馬場が悪くてもいい走りだったファストアプローチ。

外しはラムセスバローズ。芝でもきっちり結果を出しているが、そもそもの相手関係には疑問。芝ダートはっきりしないタイプだし、権利取りはなかなか難しい。