今日の阪神芝外回りは残り1ハロンはいずれも時計がかかっていました、こういう馬場に強いのは瞬発力に秀でている血統よりスピードを持続しながら推進していく血統、キングカメハメハとディープインパクトのダービーは2年連続の同タイムレコードでしたが、この2頭の上り3ハロンは真逆でキングカメハメハは上り35.4でディープインパクトは上り33.4、今日みたいな上りのかかる馬場はキングカメハメハに分があるのではないでしょうか?今年は大きく逃げる馬もいなさそうですし例年以上にスローになって後方からレースを進める馬には厳しいのでは、JRA的にディープインパクト産駒は実績を残しましたし、次は新たなスター種牡馬をという事でロードカナロア産駒の走りやすい馬場にしそうな気もするんです。本気で。

今年の桜花賞は18頭中16頭が大系統社台系、その中でも回収値が高いのは社台レースホース、高い確率と回収率を出し続けています、ノーザンファームよりこのレースの成績がいいのは繫殖牝馬が米国系が多くスピードに長けているからでは、ノーザンファームはダービーとオークスを、大きく言ってしまえば凱旋門賞を見据えた繫殖と育成をしていると思います。

枠の影響は2007年以降のデータを見ると多分にあると思います、若い経験の少ない女の子の馬が、ゲートが開いて内枠で外から十数頭も来て揉まれたらこういうデータになるんだろうなと思います。


アリツネダムスの予想
◎ 10 アンヴァル

相手本線
〇 9 リリーノーブル
▲ 14 レッドレグナント

おさえ
1,3,4,5,6,13,16,17,18

アリツネダムスの見解
◎ 10 アンヴァル
距離延長期待値高いキングマンボ系のロードカナロア産駒でコース期待値大、母父フレンチデピュティでスピード期待値大、福島で走り方を見ると今の馬場は合いそう、前走は完全な不利、今回は黄金枠の5枠。

〇 9 リリーノーブル
父はキングマンボ系のキングカメハメハ、母父はフレンチデピュティ系のクロフネ、一度使って前走より高いパフォーマンスを発揮できそう、黄金の5枠。

▲ 14 レッドレグナント
父はキングマンボ系のロードカナロアで母父はフレンチデピュティ系のクロフネ、関西輸送経験がないのがネックですが、前に行きそうな馬もこのくらいで、今の馬場なら押し切る可能性も。