【皐月賞回顧】ダービーの参考Rとなるのか

T‐2:00.8  前後千m−59.2-61.6 ハイP+2.4秒
Lap‐12.6-11.0-11.9-11.5-12.2-11.9-12.4-12.4-12.7-12.2

タイムから2:00.8は、?ピサ(1人気)が勝った10年と同タイム
この時も稍重で、2−3着馬には6−11人気が入って小波乱となる
前走Rは、弥生1着‐若葉2着‐京成1着組からで、
今回、Jウーノが3着入りした事で、同組の稍重では3着率100%

ただ、R内容は全く違う
ピサの年は、上がり勝負(3F35.2‐3位―1位35.0‐3位同の順)
前半60.1秒の前後差0.6秒ややHの展開、L2‐11.8の4角過ぎからのTS戦である

今回、何故? 有力のステルやキタコマが上がり最速脚34.8秒を
駆使しても届かなかったのか(グレイル含)

先ず、前半1000mは59.2秒と、稍重ではGシップが勝った年の59.1秒に近いH
しかし、この前半Tは、先に行った3頭のペースに過ぎない

つまり、先に行った3頭は全く別次元のレースをして、第2先行の4−5番手で競馬を
したエポカとサンリヴァの1−2、最前列番手で競馬をしたJウーノの前残り

4番手をひたすら競馬して、勝ったエポカドーロの前半想定Tは61秒前後←逆算計測
以上を推測すると08年に逃げ切り勝ちのキャプテントゥーレに肉薄する

1、3着馬は皐月前、共に逃げて結果を出した馬で、2着馬も逃げた経験のある馬
2段階のR展開と診れば、中山特有のイッタイッタ決着とも取れる内容

Lapを診ると、L2は12.7秒と4角を過ぎて中弛みとなっている
つまり最先行した3頭は完全にバテたが、Jウーノだけが3着に残り、第2列先行組もバテた

しかし、この2段階トリックで後方から脚を溜めて直線でのTS戦に賭けた上位馬は
マンマと脚を使わされて、本来のキレを発揮できずにレースが終わった感もある

そう云う点でDBを考えた時、出遅れて最後方からスタートも、
6着まで登りつめたグレイルに可能性を感じたのは私だけではないはず^_^;

『レース後コメント抜粋』
7着 ワグネリアン(福永祐一J)
「前回より落ち着いていて、雰囲気も良かったです。
 スタートもしっかり出てくれて、打ち合わせた通りのポジションを取れました 以下、略」

🔝 そう云う事ではないでしょう、福永さん