スプリンターズS 事前考察

…続いて、日曜開催の抜粋一鞍…スプリンターズSの事前考察。

いよいよ秋G1戦線の開幕…とは言っても、ココはどちらかと言えば夏の延長線上にある路線構成ですから、正直言って地味目な夏競馬を、如何に注視していたかが問われるレース。

常に養っている『つもり』(※重要)の、観察眼や経験則をフルに使って開幕勝ちを決めたいですっ!

では、事前3傑。

◎ ファインニードル

○ ナックビーナス

▲ アレスバローズ

事前◎にはファインニードル。

宮記念馬が『当たり前』に…つまり、58を背負ってセントウルを勝ち切って来る以上は、ヘンに嫌うのは愚考でしょう。

去年の大敗を引き合いに出して、コース適正を疑義に挙げるのも一考かもしれませんが…春二走と前走の内容を観た限りでは、そもそも去年とは完成度が違うと捉えるのが妥当に感じています。

事前〇にはナックビーナス。

前走の完勝ぶりに加え、毛色が違う展開だった函スプでの踏ん張りを観ても、今年に入ってから一気に箔を着けた充実ぶりは顕著で、何よりもコース実績に関しては『鬼』が付いても言い過ぎではない成績。

…とはいえ、前走の内容も結局はかなり楽をした上での勝利ですし、まだまだ『相手なり』の印象が濃い娘なのも否めませんから、上位に決め打つにはちょっと勇気が…

事前▲にはアレスバローズ。

重賞を連勝して来る分、勢いに関しては一番…それに夏王者の座には固執せず、セントウルをパスして、G1に狙いを定めた策にも好感が持てます。

セントウルのパスに因って、一線級との力量差が計れなかった事は、惜しむらくであり不安要素でもありますが…ある意味では、あの戦略を取った事は陣営の自信の表れでもあると邪推出来ます。

他にチョイ足し候補としては…レッツゴードンキ、レッドファルクス、セイウンコウセイを挙げておきます。