【天皇賞(春)予想】距離適性と枠順がカギを握る

2024年04月26日(金) 18:00

人気上位組から下位組まで幅広く目を配りたい

 枠順がどうなるか楽しみだったが、菊花賞ドゥレッツァは6枠12番とやや外だった。菊花賞が17番枠からの勝利だったので問題ないとは思うが、もう少し内だったらより信頼度は増していたように思う。極端な消耗戦になるとリスクがあるが、そうでなければ格好のつく競馬はしてくれるだろう。

 出否が注目されていたタスティエーラは出走してきた。堀厩舎が使ってくる以上しっかりしたデキにあるのだと思うし、早めに現地入りするといった工夫もするようだ。筋金入りのステイヤーというわけではないが今の時代は長距離適性よりも馬のレベルが大事。ダービー馬としてしっかりした姿を見せてくれると期待する。

 テーオーロイヤルは正直なところ・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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