“花の91期生”が全国で活躍!「みんな、センターの坊主の時とは全然違います(笑)」

2017年11月20日(月) 18:01

▲同期の活躍に刺激を受け、いざ年末の開催へ!(撮影:武田明彦)

今回は地方競馬教養センター時代の同期の話題。ホッカイドウ競馬参戦で久々の再会となった石川倭騎手&井上幹太騎手、ローレル賞で南関東重賞初制覇を果たした瀧川寿希也騎手(川崎)、LVRで奮闘中の木之前葵騎手(名古屋)と“花の91期生”が全国で存在感を示すなか、自身も年末に向けた確かな手ごたえを語ります。(取材・文:赤見千尋)

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騎手デビューから4年半「みんな大人になりました」


――11月9日の門別最終日、遠征で騎乗していましたけれども、門別は初めてですか?

笹川 そうです、初めてでした。オーナーから2歳の重賞(ブロッサムカップ/ナツミプレジール・11着)の依頼をいただいて、行くことになりました。エキストラ騎乗で2レース、重賞1レースと計3レース乗せていただいて。門別はコースが広くて大井と似ているし、特に乗りづらそうというイメージはなかったですし、実際に乗ってみても乗りやすかったです。競馬も戸惑うことなく乗れましたけど、勝つことができなかったのが残念です。機会があったらぜひまた行きたいです。

――ホッカイドウ競馬のシーズンラストということで、道営記念もあり独特の雰囲気だったと思いますが。

笹川 開催の最終日で、ここから約5か月も競馬がお休みなんですもんね。お客さんもたくさんましたし、道営記念も接戦ですごくいいレースだったので、かなり盛り上がりました。シーズンラストの独特の雰囲気で、南関東にはない空気感を味わうことができました。最後もファンとの交流会に出させていただいて、なかなか行く機会がない競馬場なんですけど、そこでも応援してくれている方がいて嬉しかったです。たまたまそういうタイミングで2歳重賞の依頼をいただいたわけですけど、最終日に行けたというのはすごくいい経験になりました。

――道営記念では同期の石川倭騎手が1番人気のオヤコダカに騎乗。大接戦の末、アタマ差の2着でした。

▲石川倭騎手騎乗のオヤコダカは惜しくも2着 (写真奥)

笹川 惜しかったですね。本当に見ごたえのあるレースでした。負けてしまったのは残念ですけど、道営記念というのはホッカイドウ競馬の中で一番権威のあるレースで、ダービー以上に関係者の思い入れが強いと聞いています。そこで1番人気馬に乗っていることもすごいなと思いました。石川は重賞もめちゃくちゃ勝っているし、リーディングも上の方で、いつもすごいなと思っています。僕も負けずに頑張らないとと思わせてくれる存在です。

――ホッカイドウ競馬の同期のお2人(石川倭騎手、井上幹太騎手)とはお話しましたか?

笹川 もちろん、話しました。他愛もない話ですけど、久しぶりに会えて嬉しかったです。幹太もすごくがんばっているし、若手枠の期間限定騎乗でこの冬に南関東に来るので、一緒にレースに乗るのが今から楽しみです。

――さらに、同期繋がりといえば川崎のローレル賞を瀧川寿希也騎手が勝利しましたね(3番人気・ゴールドパテック)。

▲瀧川寿希也騎手がローレル賞で南関東重賞初制覇!(撮影:武田明彦)

笹川 道中は上手くいいところで運べていたし、直線向く前の感じも良かったので、「勝つな」と思いながら見てました。これまで盛岡で重賞を勝ったことはあるんですけど、南関東では初重賞だったみたいで、同期として刺激を受けました。悔しい気持ちもありますけど、みんなが活躍しているというのは嬉しいですね。JRAの石川君(裕紀人騎手)との対談でも言いましたけど、同世代みんなで盛り上げていきたいですから。

――笹川騎手の91期は本当にすごいですね。全国で活躍しているジョッキーが多数です。

笹川 そうですね。名古屋の木之前(葵騎手)も同期ですし、けっこうみんな重賞勝っているんですよ。なかなか会う機会はないんですけど、活躍していることは嬉しいですし、やっぱり刺激は受けますね。他の競馬場のレースも見るんですけど、そういう時には一番目につきますし、遠征でよその競馬場に行った時にも頼れるので心強い存在です。

――今回門別で久しぶりに会ったお2人はどんな印象でしたか?

笹川 騎手としては変わらず上手いなと。2人とも昔から超上手かったので。顔つきは大人になりましたよね。そこは僕も含めてなんでしょうけど、センターの坊主の時とはみんな全然違います(笑)。僕の他にも結婚している同期はけっこういますし、みんな大人になりましたよね。

――では、今年もわずかとなりました。年末へ向けての意気込みをお願いします。

笹川 少し前まで、リズムがちょっと違うかなという時期があって悩んでいたんです。試行錯誤を続けていたんですけど、最近やっと馬との感覚が良くなってきて、乗っていてもしっくり来るようになりました。あとは結果が伴えば最高ですね。今年もあと少しなので、来年にもいい形で繋がるように頑張ります!

(文中敬称略)

※次回の掲載は12月4日(月)予定です

1994年7月17日生、新潟県出身。2013年4月7日に米田英世厩舎(大井)からデビューすると初年度から43勝を挙げ、NARグランプリ優秀新人騎手賞を獲得。重賞勝利に勝島王冠(15年)、船橋記念(16年)、ハイセイコー記念(16年)。

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