GIは最終レースにしたほうがいいのでは

2017年12月28日(木) 12:00



 今年の有馬記念が中山の最終レースとして行われていたなら、レースの興奮や感動がひとかたまりになって、なおよかったのに……と思った。

 15時25分、有馬記念のゲートがあいた。

 キタサンブラックが圧巻の強さで有終の美を飾った。

 10万人の「ユタカコール」に迎えられて検量室前に戻ってきた武豊騎手は、15時30分過ぎ、ウィナーズサークルで勝利騎手インタビューに応えた。

 国民的スターホースの最後の勝利を讃える表彰式が行われた。

 口取り撮影のため、武豊騎手がスタンド前でキタサンブラックに跨った写真のタイムコードを見ると15時40分となっている。

 大勢の関係者がキタサンブラックとともに芝コースに立ち、それを多くの報道陣が撮影した。

 そのあとが慌ただしかった。...

作家。1964年札幌生まれ。ノンフィクションや小説、エッセイなどを、Number、週刊ギャロップ、優駿ほかに寄稿。好きなアスリートは武豊と小林誠司。馬券は単複と馬連がほとんど。趣味は読書と読売巨人軍の応援。ワンフィンガーのビールで卒倒する下戸。著書に『誰も書かなかった武豊 決断』など多数。『消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡』で2011年度JRA賞馬事文化賞、小説「下総御料牧場の春」で第26回さきがけ文学賞選奨を受賞。最新刊はテレビドラマ原作小説『絆〜走れ奇跡の子馬』。

関連サイト:島田明宏Web事務所

©NetDreamers