ディサイファが重賞4勝目を狙う/金鯱賞の見どころ

2015年11月30日(月) 17:57

重賞4勝目を狙うディサイファ(写真は2015年札幌記念優勝時、撮影:高橋正和)

 今年の金鯱賞ディサイファが人気の中心となりそう。同馬が重賞4勝目を挙げるか、ミトラや3歳馬レーヴミストラルなどがこれを阻むか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■12/5(土) 金鯱賞(3歳上・GII・中京芝2000m)

 ディサイファ(牡6、美浦・小島太厩舎)は本レースと同条件の中日新聞杯の勝ち馬。前走の天皇賞・秋は3番人気8着という結果に終わったが、札幌記念勝ちや毎日王冠2着など、GII・GIIIでは堅実に走っており、ここでは実力・実績ともに上位。巻き返しが期待される。

 ミトラ(セ7、美浦・萩原清厩舎)は前走の福島記念で2着に敗れ連覇を逃したが、トップハンデを背負って早めに前を捕まえに行くという競馬で力は見せた。別定戦で斤量が前走から1.5キロ減となるのは大きく、ここも上位争いが期待される。

 レーヴミストラル(牡3、栗東・松田博資厩舎)は前走のアルゼンチン共和国杯で3着。先着2頭とは着差があったものの、休み明けの上に重馬場、前が残る展開で大外から追い上げてきており、力のあるところは十分に見せた。ここで結果を出して、今後のGI戦線に向けて弾みをつけたいところだ。

 その他、前走で復調気配を見せたサトノノブレス(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)、天皇賞・秋で逃げて6着に踏ん張ったクラレント(牡6、栗東・橋口弘次郎厩舎)、菊花賞6着のベルーフ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)、重賞2着4回のマジェスティハーツ(牡5、栗東・松永昌博厩舎)、新潟記念を勝ったパッションダンス(牡7、栗東・友道康夫厩舎)なども上位争いの候補。発走は15時35分。

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