キタサンブラック清水師「第36回…これは勝たなくてはいけませんね」/ジャパンカップ共同会見

2016年11月23日(水) 20:45

東京芝2400mについて「まったく心配していないです」と語る清水久詞調教師(撮影:花岡 貴子)

キタサンブラックを管理する清水久詞調教師

――まず秋緒戦、京都大賞典を振り返ってください
清水 この秋冬のいいスタートが切れましたね。

――前に馬を置いてのレースでしたが、そのあたりの指示は?
清水 いえ、指示は一切ないですね。行く馬はわかっていたので、2番手からの競馬になると思っていたので。うまく流れに乗って、折り合って、馬のペースでいい競馬が出来たと思います。ジョッキーがうまく乗ってくれました。逃げるレースが続いていたので、前に馬を置いて掛からないかな、と心配だけはあったんですが、大丈夫でしたね。

――点数をあげるとしたら?
清水 しっかり結果を出してくれたので100点をあげていいと思います。

――その後はいかがでしょうか?
清水 上積みはじゅうぶんあると思っています。見た目にハリも出てきていますし、毛ヅヤもよくなりました。

――中間の調整過程を教えてください
清水 順調そのものです。いつもどおりの仕上げです。1週前追い切りは、いつもどおり目標の馬を前におきまして時計的にも79秒台でしっかりやりました。指示通り、いい動きでした。週末も速いところをやりまして、今朝の最終追い切りを迎えることができました。今週は競馬ですし、輸送もありますからね。終いだけサッとやりました。これも指示どおりです。あがってきたときの歩様も問題ありませんでした。

――いい臨戦過程を踏めた、ということでよろしいですか?
清水 はい。

――状態のよさが先生の笑顔に表れています
清水 よく言われます。顔見れば、(状態が)わかると(笑)。

――さて。今回の舞台は東京芝2400。ダービー以来ですが?
清水 これもよく聞かれるんですが、僕はまったく心配していないです。

――京都大賞典からJCというローテーションについてはいかがですか?
清水 宝塚記念が終わったときから決めていました。

――まさに準備万端といったかんじでしょうか?
清水 はい。

――第36回(注:オーナーの名前はサブロウさん)だから、いいんじゃないですか?
清水 はい。これは勝たなくちゃいけないな、というくらいの気持ちです。

――最後にひとこと
清水 ここまで順調にきました。元気な姿をお見せしたいですね。

キタサンブラックに騎乗予定の武豊騎手

――秋緒戦、京都大賞典を振り返ってください。
武豊 二番手でも問題なく折り合えました。もともと、乗り難しい面もなくてコントロールの効く素直な馬ですからね。

――以前と比べて変わった点はありますか?
武豊 今年に入ってからの4戦の中でも精神的に安定してきています。それが成績に繋がっていると思います。

――舞台は東京芝2400ですが?
武豊 気にしていませんよ。特に奇策を打つ必要もないでしょう。

――意気込みを
武豊 これだけの馬で日本を代表して挑むわけですから、ジャパンカップ4勝目は意識しています。今回は第36回ですから、オーナーにふさわしい回数ですね(笑)。

(取材・写真:花岡 貴子)

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