楽しみな3歳戦が組まれている2月13日(月)から17日(金)までのTCK開催/見どころ

2017年02月12日(日) 17:23

スーパーマックスは大井の宮浦正行厩舎に移籍し初戦を迎える。宮浦調教師は騎手時代にイナリワンの主戦だった方

 2月13日(月)から17日(金)まで昼間に実施されるこのTCK開催。15日(水)には2600mのロングディスタンスダート重賞『金盃』が行われる。この路線の大将格ユーロビート吉原寛人騎手の手綱で参戦。中央1勝で、その後は北海道から大井に移籍し負けなしの上がり馬レイディルアレナ坂井瑠星騎手の父・坂井英光騎手がコンビを組む。

 南関東競馬もクラシックに向けた話題が早くも聞こえるようになってきて、この開催は楽しみな3歳戦が組まれている。

 2月16日(木)には3歳オープン戦の準重賞・雲取賞(1600m)が行われ、1着馬から3着馬には、南関東クラシックの前哨戦・京浜盃(3月22日)への優先出走権が与えられる。

 強靭な末脚が武器のグラスワンダー産駒ティーケーグラスをはじめ、重賞・平和賞を制したディープスカイの仔スカイサーベル、中央1勝で南関東移籍初戦の重賞・ニューイヤーカップ3着だったサマーバード産駒のカンムルなど好メンバーがそろいそうだ。

 2月17日(金)には、3歳の若獅子特別(1800m)が組まれていて、佐賀競馬から5戦5勝(重賞2勝も含む)負けなしのスーパーマックス(父リーチザクラウン)が大井転厩初戦を迎える。佐賀で圧倒的な強さを見せてきた期待馬が、新天地でどんな走りを見せていくのか興味深い。

 2月14日(火)のクロッカス特別3歳選抜(1200m)には、フリオーソ産駒のコスモアリオーゾが前走圧勝後の一戦。ここに出走してくる馬の多くは、6月に実施される重賞・優駿スプリントが目標になっていく。なお、中央でも人気の『ネコ』の冠がつく馬たちは、南関東でも多く走っていて、ここにはネコディールが出走する。

(文:高橋華代子)

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