セイウンコウセイ上原師「想像よりも良い追い切り」/高松宮記念共同会見

2017年03月22日(水) 17:45

「想像よりも良い感じで最終追い切りが終わりました」と語ったセイウンコウセイの上原調教師(撮影:佐々木祥恵)

 重賞初挑戦となったシルクロードS(GIII)で2着となったセイウンコウセイ(牡4・美浦・上原博之)。管理する上原調教師の共同記者会見が、美浦トレーニングセンターで行われた。

(勢いあるこの馬の成長度は?)
「入厩した当時はひ弱いところがあったのですが、じっくり時間をかけて成長をさせてきて、どんどんどんどん上がって行っている感じがしますね」

(前走後の調整過程は?)
「関西遠征が結構続きましたので、間を少し開けて今週を目標にして予定通りに来ています」

(1週前、今週の追い切りについて)
「1週前は幸騎手が初めてなので乗ってもらいましたが、良い感触でした。ただ先週は終い馬が楽そうに走っていたので、今週は終いだけ強めの調教をしました。想像よりも良い感じで最終追い切りが終わりました」

(幸騎手に白羽の矢が立った理由は?)
「幸騎手はウチの馬でも重賞を勝ってくれていて、相性が良いです。それとあの馬はこれまでのレースを見ても、手足が長いジョッキーの方が好走しています。幸騎手は手足が長いですし、それも含めてですね」

(GIの舞台で強敵も揃っているが?)
「前走は初めての重賞挑戦で2着だったのですが、この馬としてはGIに挑戦しても全然おかしくない能力を持っていると思います。馬の状態が上がっているだけに、楽しみです」

(レースのイメージは?)
「スタートが良くて折り合いもつきますし、直線に向いてからもう1つギアが入ります。その辺がうまく1200mのレースに対応してくれれば良いと思っています」

(枠順などの希望は?)
「そんなには気にしていないですね。スタートが良いので、どの枠でも良いポジションにつけるのではないかと思います」

(中京は初めてになるが?)
「京都に何回も行っていますが、体重も減っていませんし、結果も出ていますので、輸送も心配ないです。中京は京都よりも近いので、馬は全く問題ないと思います」

(上原調教師自身も久しぶりのGI制覇がかかっているが?)
「知らないうちに結構年数がたってしまいましたので、また欲しいと思いますね」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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