ベストアプローチなど、神戸新聞杯最終追い切り速報/栗東トレセンニュース

2017年09月20日(水) 12:30

休み明けとは思えない反応の良さを見せたベストアプローチ(撮影:井内利彰)

 19日はトレセン全体としては全休日だったものの、今週末の重賞レースに出走を予定している馬など一部の馬は調教することが可能。ここで休みを返上して、20日の最終追い切りに備えた馬もいる。ここでは神戸新聞杯(9月24日・阪神芝2400m)に出走予定の2頭の最終追い切りをお伝えしたい。

 まずは朝一番のCWコースへ入場したベストアプローチ(栗東・藤原英昭厩舎)。岩田康誠騎手を背に、アレススピアーを追走する内容。前半ゆったりとしたペースで運んでいたが、スムーズさを欠くようなところはなかった。

 最後の直線は内から前を捕まえに行く形だったが、あっさりと抜き去って、大きく先着のゴール。軽く仕掛けられた程度で鋭く反応しており、とても休み明けとは思えない反応の良さ。時計は6F84.9〜5F69.5〜4F54.8〜3F40.1〜1F11.9秒と全体の数字は遅いものの、素晴らしい動きだったと評価したい。

 横山典弘騎手を背にCWコースへ入場したのはマイスタイル(栗東・昆貢厩舎)。ヒルノデンハーグを追走する内容だったが、3コーナー手前で先行馬のペースが一旦遅くなる場面があり、そこでラップが少し遅くなったが、その場所でも折り合いを欠くようなところなく走れていた。

 最後の直線での反応も抜群。きっちりと先着してゴールし、時計は6F84.2〜5F68.2〜4F53.4〜3F38.5〜1F11.8秒。もともと追い切りでの機敏さが目立つタイプではあるが、休み明けということを考えると、しっかりと動けている。

(取材・写真:井内利彰)

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