【日経新春杯】ミルコ1日6勝!パフォーマプロミスを初重賞V導いた!

デイリースポーツ

2018年01月15日(月) 09:00

 ゴール寸前でロードヴァンドール(左)をとらえるパフォーマプロミス(中央)

 「日経新春杯・G2」(14日、京都)

 ミルコがエンジン全開!今年で65回目を迎える伝統のハンデ重賞を制したのは、単勝1番人気の支持を受けたパフォーマプロミス。84年のグレード制導入後では、同レース初となる重賞初挑戦初Vを達成した。M・デムーロは京都8〜11Rで4連勝を決めるなど一日6勝をマーク。手綱がさえ渡った。2着は4番人気のロードヴァンドールが逃げ粘り、3着には7番人気のガンコが続いた。

 6歳にしてキャリアわずか12戦目。3歳9月のスーパー未勝利(1着)でデビューした遅咲きの大器・パフォーマプロミスが、重賞初挑戦にして初制覇を成し遂げた。

 絶好調のM・デムーロが戦前からスローペースを読み切り、パートナーを好位へと導く。狙いはズバリ。直線は逃げ込みを図るロードヴァンドールをゴール寸前で測ったように差し切った。「とてもいい状態だったので折り合いだけを考えて乗った。馬なりですごくいい手応えだったし、直線で外に出した時は負けないと思った」。会心の勝利に笑みを浮かべた。

 昨年の有馬記念で騎乗停止処分が下り、今年は京都開催3日目から始動。土曜の中京は未勝利に終わったが、この日は一転して一日6勝の大暴れ。「僕のニューレコード。5勝まではあるけど。とてもうれしい」と記録更新に破顔一笑だ。昨年大活躍したミルコの18年がようやく開幕。「去年と同じ成績だったら満足だけど“もっと勝ちたい”と思うのが僕の性格」と今季のさらなる活躍を誓った。

 苦労が報われた。成長期を見極めて大事に育ててきた6歳馬に、藤原英師は「まだ不安なところはあるが、その分、伸びしろがある。もっと温かくなって、体も6〜8キロぐらい増えたら」と、さらなる成長を見込む。

 「大きいところを定めて。長めの距離?そうやな」と、まずは天皇賞・春(4月29日・京都)を見据える。キタサンブラックが去った古馬王道路線。淀の伝統の一戦で新たなスター候補が誕生した。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す