【若駒S】スーパーフェザー勢いつける 父・ディープ、厩舎の先輩マカヒキに続く

デイリースポーツ

2018年01月17日(水) 07:00

 京都新馬戦を制したスーパーフェザーと記念写真に納まる内山高志氏(左)

 「若駒S」(20日、京都)

 偉大な父に、そして厩舎の先輩続く。京都で新馬勝ちしたスーパーフェザー。中団からポジションを上げ、直線で力強く抜け出し、初陣を飾った。「まだ緩さがあって半信半疑だったけど、実戦で変わってくれた。さすが能力があると思わせる内容。センスの良さを見せたね」と友道師は満足げに振り返る。

 2戦目に迎える若駒Sは、05年に父ディープインパクトが制したレース。友道厩舎からは09年にアンライバルド若駒Sから3連勝で皐月賞馬に。また、16年のダービー馬マカヒキもここを勝っており、過去2勝。クラシックの登竜門を勝って勢いをつけたい。

 約3カ月ぶりの実戦だが、仕上がりは上々だ。「前走から少しプラスのちょうどいい体で出せそう。性格は素直でやりやすい。緩かったのも、間隔をあけて徐々に良くなっている」とトレーナーは成長ぶりに目を細める。

 新馬戦は稍重のVだったが、「良馬場の方がいい」と切れ味勝負は望むところ。「ここでいい競馬をして春につながれば」と期待を込める。セレクトセールで2億6000万円(税別)で取引されたクラシック候補の原石。馬名は、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏にちなんだものだ。無傷2連勝で、チャンピオンの座を引き寄せる。

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