ケンタッキー
ダービーの出走権を廻るポイントが設定されたレースとしては、日程の最も遅いG3レキシントンS(d8.5F)とG1アーカンソー
ダービー(d9F)が、14日にキーンランド競馬場とオークローンパーク競馬場で行われた。
レキシントンSは、2.5倍の1番人気に推されたマイボーイジャック(牡3、父クリエイティヴコーズ)が、大外枠からの発走という不利を克服して優勝。既に
ダービーポイント32点を獲得していた同馬は、この勝利で得た20点を加えて通算ポイントが52点となり、
ダービー出走を確実にしている。
一方、勝ち馬には100点が与えられるアーカンソー
ダービーは、1.8倍の圧倒的人気に応えて
マグナムムーン(牡3、父マリブムーン)が4馬身差で快勝。デビューから無敗の4連勝でG1初制覇を果している。
ブックメーカーが催すケンタッキー
ダービーの前売りでは、G1サンタアニタ
ダービーを含めて3戦無敗の
ジャスティファイ(牡3、父スキャットダディ)がオッズ3.5倍の1番人気。G1・2勝馬でサンタアニタ
ダービーが2着だったボルトドーロ(牡3、父メダグリアドーロ)、G2UAE
ダービー(d1900m)圧勝のメンデルスゾーン(牡3、父スキャットダディ)、
マグナムムーンの3頭が、オッズ5倍で横並びの2番人気となっている。
(文:合田直弘)