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オークス神予想・高岡 オールフォーラヴ指名/トレセン発秘話

東京スポーツ

2018年05月16日(水) 18:00

競馬に行くと走りがガラッと変わる、オールフォーラヴ(c)netkeiba.com

 ヤツは本当に神の領域へと足を踏み入れてしまったのか…。「トレセン発(秘)話」(火曜発行)を担当する栗東の坂路野郎・高岡功記者が、先々週のNHKマイルCでの◎○▲ド本線的中(3連単12万9560円)に続き、先週のヴィクトリアマイルも◎○△で本線的中(同6万3640円)。「コラムで取り上げた馬の馬券圏内突入率が異常な件」が一部で話題になっていた男は、ついに“神予想男”へと華麗に進化を遂げた。今週の第79回オークス(20日=東京芝2400メートル)ではアーモンドアイでもなければ、ラッキーライラックでもない。あの穴馬に神の手が伸びる――。

 芝1000メートルでデビューした馬が、倍以上の距離があるオークスで好走するのだから、競馬は面白い。「そんな馬いたか?」が多くの競馬ファンの反応だろうが…。

 2001年小倉芝1000メートル新馬戦(牝)10着で競走生活をスタートしたユウキャラットは、デビュー当初の短距離路線から、その後に極端な“モデルチェンジ”を果たし、02年オークススマイルトゥモローの3着に健闘した。

「あの馬はとにかくモマれ弱かった。それでスンナリ行ける長めの距離を使ったら、うまいこと結果が出たんだよな」と振り返った鮫島調教師が、距離適性をハッキリと確信できたのが忘れな草賞だったという。

「坂のある阪神で、2000メートルの距離を乗り切るためにはスタミナも必要。条件戦(ゆきやなぎ賞)だけでなく、オープンでも、あの勝ちっぷり(3馬身差の“圧逃”)を見せてくれたことで、オークスに期待を持てた」

 長い歴史で見ると、オークスでは沈没することが多かった忘れな草賞組だが、過去10年で2度の優勝馬(11年エリンコート、15年ミッキークイーン)が出ている事実は見逃せない。そして、今年の勝ち時計2分00秒5は過去10年で一番速かったとなると…。距離適性が未知な馬が少なくない中、スタミナを要求される阪神芝2000メートルのオープン=忘れな草賞を勝ったオールフォーラヴには注意が必要なのは言うまでもあるまい。

「入厩したときから“オークスへ”と思ってやってきた馬だからね。稽古では力んでしまいそうなところがあるんだけど、競馬に行くと走りがガラッと変わる。これまで乗ってくれたバルジューも、(川田)将雅も“距離が延びるのは大丈夫”と言ってくれている」とはオールフォーラヴの調教をつける片山助手だ。

 忘れな草賞がタフな競馬だっただけに、その後の状態が気になるところだが、「500万(アルメリア賞2着)の後は、体を戻すのに苦労したけど、今回はあれだけ苦しい競馬をしながら、(オークスへ向けての)立ち上げはずっと早かった」と笑顔を見せる。

 この中間、東京コース対策として週末に始めた左回りのトラック調教も、当初はうまくなかったそうだが、すぐに学習して上手にこなすようになったとか。つまりは距離はOK、左回りもOK。さらにはスタートが抜群で、スッと好位におさまりがつく競馬センスも、もちろんGIでは大きな武器になる。

「ここまでは(ローテーション、競馬内容とも)完璧に運べている。アーモンドアイの末脚は強力。離れたところから一気に差されてしまう形だと分が悪いかもしれないけど、馬体を並べて、しぶとさを生かせる形になれば…」

 そう、持久力勝負になれば、強豪撃破も夢ではない?このオールフォーラヴこそが、現時点での坂路野郎の大本命候補だが、めったにないことが起きた(GI2週連続的中)ご褒美か、罰なのか…。今週のオークスの最終決断は土曜発行紙面までの“猶予”をいただいた。最後の最後まで悩んでみたい。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

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