【スパーキングレディーC予想】傾向と対策 押さえたいのは「元JRA馬」、重要なのは「機動力」

2018年07月04日(水) 18:30

しらさぎ賞勝利からここに臨むラーゴブルーなど、元JRA馬に注目(撮影:武田明彦)

 5日の20時10分に川崎競馬場で行われる牝馬交流重賞のJpnIII「第22回スパーキングレディーC」。今年はフルゲートにならなかったが、川崎マイルの舞台にJRAから4頭、南関から9頭の計13頭が参戦する。

 まず、押さえておきたいのは川崎マイルという、南関の中でも特殊なコース形態。3〜4コーナーのカーブがきつく、他地区から乗りに来るジョッキーが南関4場の中で最も乗りづらいと話すトリッキーなコースである。また、その3〜4コーナーに目が行きがちだが、実は1コーナーの入りもポジション争いの重要なポイント。1コーナーで遅れると終始後手を回らされ、短い直線ではカバーできない差ができてしまう。JRA交流のように前が簡単に止まらないメンバーではなおのことだ。

 数字的には内枠が有利。17年4月1日〜18年3月31日までのデータを見ると、勝率、連対率、3着内率全てにおいて馬番1番がトップ(勝率から順に14.4%、26.3%、33.1%)。次いで3番が好成績。勝率ワーストは10番で、下から8,4,11,12,13となっていて外枠は分が悪い。これもやはり、ロスなくコーナーに入れる内枠と、テンのスピードがないと遅れを取る外枠のコース取りの差が出るからと言える。

 スパーキングレディーCのレースデータでは、やはりJRA勢が中心。交流のマイルになった98年以降でJRA17勝、南関3勝。しかも南関の1勝のトーセンジョウオーは元JRA馬だった。ただ、過去10年で5回、南関馬も馬券に絡んでおり連下として特に元JRA馬(今年はブランシェクールマコトカンパネッロラーゴブルーラインハートが該当)は押さえておきたい。

 これらのデータを踏まえて勝ち馬に最も必要なのは、自分で位置を取りに行ける機動力。01年以降の17回で4コーナーを4番手以内で回った馬が16勝。例外は04年のグラッブユアハートのみ(6番手)だった。内枠、そして前に取り付ける機動力があるタイプを狙いたい。(取材・文=スポーツニッポン記者・秋田麻由子)

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