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千二のスペシャリスト厩舎が送り出す ゴールドクイーン/トレセン発秘話

東京スポーツ

2018年07月11日(水) 18:00

バーデンバーデンCで結果を出したいゴールドクイーン(C)netkeiba.com

 栗東でスプリント戦に強い厩舎といえば、真っ先に名前が挙がるのはロードカナロアカレンチャンなどを育て上げた安田隆厩舎だろう。では次に挙がるのは?

「ウチちゃうか。1200メートルになったら、ウチの厩舎は結構強いで」

 自らアピールしてきたのは坂口正厩舎の榊厩務員。さっそく芝の主要根幹距離での厩舎成績(過去10年)をチェックしてみたところ、その言葉に思わず納得。1200メートルでの勝ち鞍が文字通り、飛び抜けていた(芝1200メートル=52勝、芝1600メートル、芝2000メートル=14勝、芝2400メートル=2勝)。

「1200メートルでよく勝っているっていうよりは…ほかの距離で勝てないだけや(笑)」

 指揮官の坂口正調教師には自虐ネタかのごとくかわされてしまったが、今年の新設重賞の葵Sもきっちり勝っている坂口正厩舎は、スプリント戦ではやはり侮れない。

 日曜(15日)福島メイン・バーデンバーデンC(3歳上オープン、芝1200メートル)には、その葵Sの覇者ゴールドクイーンが転戦してくる。引き続き警戒が必要なのは言うまでもあるまい。

「当初は中京のCBC賞に行くプランもあったんだけどね。相手が強いし、同じハンデ戦なら、福島のオープン特別の方がいいだろうってことになって」(榊厩務員)

 1週前追い切り(4日)では坂路で自己ベストを2秒以上更新する4F49.1-12.3秒の猛時計をマーク。ここに向けての“熱量”が伝わってくる調整過程だ。

「新馬のころと比べて馬力をつけたよね。以前は暴れても楽に抑えることができたけど、今は大変だもの。右回りで小回りの1200メートルはこの馬にとってベスト。重賞(CBC賞)から逃げてここを使うわけだし、なんとか結果を出さないとね」(榊厩務員)

 3歳の牝馬だけに、ハンデは51キロの恵量。坂口正厩舎にまたしてもスプリント戦の勝ち鞍が増えることになりそうだ。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

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