【シリウスS】JRA最長距離のダート重賞、あの穴馬に注目/JRAレース展望

2018年09月26日(水) 06:00

ダート転向後2戦2勝と、まったく底を見せていないこの馬に注目

 翌週に地方交流の日本テレビ盃白山大賞典があるので、メンバーは分散する。舞台はJRAのダート重賞としては最長距離となる2000m戦で、ゴール前に坂がある阪神コース。舞台設定はタフだが、メンバーはそれほど強くならない、という点がシリウスSの特徴である。

1.上がり馬が通用する

 前走で準オープンを使っていた馬が過去10年で[5-1-0-7]、勝率38.5%・連対率46.2%と、半数近くが連対している。昨年はドラゴンバローズが5番人気2着、2015年はアウォーディーが3番人気1着。ハンデ面で優遇されやすいこともあって、格上がりの馬にほとんどハードルは感じられない。

2.芝の実績が重要

 2011年の勝ち馬ヤマニンキングリーは、札幌記念など芝で重賞を2勝していて、ここが初のダート挑戦だった。2015年のアウォーディー目黒記念4着などがある芝の実力馬で、ダートはその前走が初経験。一昨年2着で昨年3着のピオネロも、デビュー以来ずっと芝で実績を積み重ねていた。ダート重賞ながら、芝での実績がある馬が走りやすいレース。

3.逃げ馬は苦戦

 逃げて連対したのは一昨年1番人気1着のマスクゾロだけ。そのマスクゾロも、同じく逃げた昨年は1番人気で7着に敗れている。2013年の1番人気サトノプリンシパルも逃げて15着に大敗した。逃げて実績を残してきた馬の扱いには慎重になりたい。


 現時点では除外の可能性もあるが、ウェスタールンドに注目したい。去勢手術明けの久々だった前々走の1000万条件を快勝。続く前走の薩摩Sも最後は手綱を緩める完勝だった。これでダート転向後2戦2勝と、まったく底を見せていない。2歳時には未勝利戦でアルバートドックグリュイエールというのちの重賞好走馬と好勝負をしていた馬で、秘めた素質がようやく開花しつつある。

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