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【JRA】グローリーヴェイズ尾関師「メジロラモーヌの血を継いで」/菊花賞共同会見

2018年10月17日(水) 17:30

グローリーヴェイズについて「メジロラモーヌの血を継いだ底力のある馬」と語った尾関調教師(撮影：佐々木祥恵)

　前走、新潟の佐渡S(1600万下)に快勝して菊花賞(GI・京都芝3000m)に駒を進めるグローリーヴェイズ(牡3・美浦・尾関知人)。管理する尾関調教師が共同記者会見に臨んだ。

(今朝の追い切りについて)
「先週ある程度ビシッと負荷をかけた追い切りができたので、今朝は福永騎手に折り合いや馬の走りの感じを掴んでもらって、終い重点に反応を見る追い切りをしました。イメージ通りにできたと思います」

(福永騎手も良い感触を？)
「馬の癖も掴んでくれましたし、乗れて良かったと言っていましたので、来てもらって良かったです」

(前走は古馬相手の佐渡Sを快勝したが？)
「間隔をあけながらじっくり使っているのですが、一戦一戦、体も成長しつつ内容も良くなっていると思います。新潟の外回りはどうしてもスローになりがちですが、前回は比較的しっかり流れたレースでしたし、良い位置を取って最後もしっかり伸びていました。新潟の2000mの競馬の中では、菊花賞に通じるようなところがあったレースだったと思います」

(そこからの菊花賞となるがどんな思いで出走を？)
「厩舎としても初めて菊花賞に出させて頂きますので、すごく緊張しますし、楽しみです。もちろん結果は欲しいですけど、馬の成長過程の中で良い経験となるようなタイミングだと思いますので、どんなレースをしてくれるのか楽しみにしています」

(菊花賞を勝った経験のある福永騎手が鞍上となるが？)
「この馬で結果を出してくれているデムーロ騎手が別の馬に騎乗するということで、オーナーと相談しながらジョッキーをあたっていたのですが、1番最初に候補となった福永ジョッキーに快諾して頂きました。過去のレースでも勝っていますし、あまり人気のない馬で2着や3着にも来ているので、心強いパートナーだと思います」

(京都の3000mについては？)
「あの馬にとって春の京都新聞杯(GII・4着)が初めてコーナーを4つ回る競馬でした。結果は4着でしたが、勝負どころで少し難しい場面もありましたし、そういう競馬にしっかり対応できて内容のあるレースだったと思います。追い切りに乗った福永騎手も言ってくれましたけど、操縦性の良い馬ですし、3歳馬同士で走る3000mなら十分対応できると思っています」

(最後に意気込みを)
「ちょうど今、東京競馬場の競馬博物館で『メジロ牧場の歴史』という特別展をやっています。この馬も3冠牝馬のメジロラモーヌ(曾祖母)の血を継いでここまで来ましたし、非常に底力のある馬だと思っています。良い状態で臨めそうなので、皆さんにも応援して頂けたらと思います。よろしくお願い致します」

(取材・文：佐々木祥恵)

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