今週は牡馬クラシックの3冠目・菊花賞が京都競馬場で行われます。ダービー馬ワグネリアンこそいませんが、皐月賞馬でダービーも2着だったエポカドーロが出走。さらにはダービー4着エタリオウ、同5着ブラストワンピース、秋のトライアルで再び名乗りを上げたジェネラーレウーノも最後の1冠を目指します。新勢力ではグロンディオーズ、フィエールマンなどが外国人名手を背に出走。かなり楽しみなメンバーが揃いました。

　ちなみに先週の秋華賞では人気のアーモンドアイが3冠牝馬になりましたが、あと一歩で勝ちきれたかもしれない2着ミッキーチャームは、上昇度ナンバー1の「急上昇馬」としてピックアップされていました。今週もnetkeibaオリジナルツール『調子偏差値』は、馬券作戦においてはチェック必須項目といえるでしょう！

　それでは19日(金)に出た菊花賞の偏差値速報をお届けしましょう。

　人気上位3頭の『調子偏差値』を確認すると、いまのところ3番人気のブラストワンピースが「75」でぶっちぎり、皐月賞馬エポカドーロとエタリオウが「65」で並ぶという、意外な数値となりました。新潟記念で快勝したブラストワンピースがこれだけの数値を出していると頼もしい感じはしますが、実はもう1頭、同じ「75」の数値を出している馬もおり、こちらも注目です。

　ほかには、札幌記念からここに挑むアイトーンが「66」、セントライト記念3着で穴人気しそうなグレイルが「64」という数値になっています。今回は「急上昇馬」はいませんが、「自己ベスト」を叩き出している馬が複数頭おり、どんなレースをしてくれるか楽しみです。この機会にぜひ一度『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。