3歳出世レースの好走条件とは/シンザン記念展望

2018年1月1日(月) 06:00

大物の出現を期待できるレースの好走条件とは

 年によって出走メンバーのレベルにバラつきがあるものの、最近の勝ち馬からジェンティルドンナミッキーアイルと2頭のGI馬を輩出している。2016年は2着のジュエラー、2017年は3着のペルシアンナイト、6着のアルアインがその年のGIを制しており、1月の3歳重賞としては例外的に大物の出現を期待できるレースである。

1.スピードが必要

 過去10年で4コーナー3番手以内だった馬の成績が[7-4-5-32]で、逃げ馬も[2-1-1-6]。この開催の京都コースの芝は内側の状態が良好で、逃げ・先行馬はなかなか止まらない。2017年のように馬場が極端に重くならないかぎり、軸には先行スピードがある馬を選びたいところだ。

2.大型馬が優位に

 3角過ぎから下り坂で直線が平坦というコースレイアウトで、大きなストライドで走ってなかなかバテないというタイプが好走しやすい。2017年はメンバー中最高馬体重(524kg)のタイセイスターリーが4番人気で2着、2016年はロジクライジュエラーという馬体重500kgオーバーの2頭でワンツーした。

3.牝馬にはハードルが高い

 過去10年で馬券圏内に好走した牝馬はジェンティルドンナジュエラーマルセリーナ。いずれも後にクラシックを制している。逆に言えば、クラシック級の実力の持ち主でないと牡馬相手にシンザン記念を勝ち負けすることは難しい、ということになる。


 ファストアプローチは前走で540kgという巨漢馬。勝ち味に遅いものの札幌2歳S2着、芙蓉Sでも2着と大崩れがなく、朝日杯FSでも果敢に先行して0.7秒差の6着に踏ん張った。安定した先行脚質はシンザン記念向きで、騎乗停止のM・デムーロ騎手がこの日から復帰するのも好材料だ。

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