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　昨年のアメリカ2歳王者クラシックエンパイア(Classic Empire)が現役を引退し、来年からはクールモアグループのアメリカ拠点アッシュフォードスタッドにけい養されることが現地時間18日にわかりました。

　クラシックエンパイアはマーク・カッセ(Mark Casse)厩舎所属のもと昨年5戦し、G1 ホープフルSで発走直後にオルティスJr騎手が落馬し競走中止になりますが、それ以外は勝利。ホープフルS以外はルパルー騎手が騎乗し、1700mのG1 ブリーダーズフューチュリティ、ブリーダーズカップジュヴェナイルを優勝し、同年エクリプス賞最優秀2歳牡馬に選ばれました。

　今年初戦となったG2 ホーリーブルSは3着と敗れてしまいますが、ケンタッキーダービーの前哨戦であるG1 アーカンソーダービーを優勝。G1 3勝目を飾りました。ケンタッキーダービーでは4着、プリークネスSで2着と惜しいレースが続くもここ2戦は勝ちきれませんでした。ベルモントSは脚部の腫瘍が見つかり回避してしまいます。さらにその後も体調や調教、さらに精神面が思わしくなく、プリークネスS2着後はレースに出ることなく引退することになりました。

(引退馬プロフィール)
馬名：クラシックエンパイア(Classic Empire)(牡3)
父：パイオニアオブザナイル(Pioneerof the Nile)
母：サンブーカクラシカ(Sambuca Classica)
厩舎：マーク・カッセ(Mark Casse)
馬主：ジョン・Ｃ・オクスレイ(John C. Oxley)
通算成績：9戦5勝2着1回3着1回
G1勝鞍・受賞
2017年　アーカンソーダービー
2016年 　ブリーダーズフューチュリティ
　　　　 ブリーダーズカップジュヴェナイル
　　　　 エクリプス賞最優秀2歳牡馬

同馬の全成績は以下のURLから御覧いただけます。
http://www.equibase.com/profiles/Results.cfm?type=Horse&refno=9709258®istry=T&rbt=TB

※馬主のオクスレイ氏は、今年ラコロネルでG1を優勝。過去にはモナーコスで2001年のケンタッキーダービーで優勝をしています。