浜中俊騎手/安田記念 Part2『とにかく二の脚が速いんです』

2014年06月05日(木) 12:00

◆頭をよぎった嫌な予感が的中…

 浜中が初めてミッキーアイルに跨ったのは、新馬戦の最終追い切りだった。

「すごくいい背中をしているし、馬にも品があって、跨った瞬間はすごくいいなと思いました。だけどチャカチャカするし、キャンターに行ったらガーンと引っ掛かるし、『これは競馬に行ったら大変だな』と思いました」

浜中俊騎手

▲浜中「競馬に行ったら大変だなと思いました」

 浜中の予感は、見事に的中した。新馬戦で2番人気に支持されたミッキーアイルは、好スタートから内を見る形で好位に付けると、直線を向いた時には持ったままの手応えで先頭。浜中が追い出すと後ろを突き放し、そのまま楽勝するかに思えた。しかし、内に馬がいなくなると、一気に内ラチまで切れ込んでしまい、態勢を立て直している間にアトムに差されて2着となってしまった。

「『やっぱりな』と。何かやるとは思っていました。途中までは本当にいい手応えだったので、楽勝かと思ったんですけどね…。あの時は・・・

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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