レガッタを強豪揃う次週のきさらぎ賞にあえてぶつける陣営の狙い/吉田竜作マル秘週報

2015年01月28日(水) 18:00


◆昆調教師を直撃すると「今の基礎体力がついた状態でどういう競馬になるかを見てみたい」

 この時期の3歳戦は500万下もオープンもメンバー構成に大きな違いはない。実際、「オープンといっても実質、1勝馬同士」という関係者の談話をよく耳にするが、それは先週の若駒Sを見ても分かる通りだ(2勝馬の出走はなし)。

 裏を返せば、例えば今週の梅花賞(31日=京都芝外2400メートル)、セントポーリア賞(2月1日=東京芝1800メートル)といった500万下特別は、メンバーを見るとオープン並みの高いレベルと言えなくもないが…。それでも次週のGIIIきさらぎ賞(2月8日=京都芝外1800メートル)と比較すると、やはり「自己条件は自己条件」となろうか。それほどまでに、今年のきさらぎ賞は濃い顔ぶれになりそうなのだ。

 アッシュゴールド(牡・池江)は言わずと知れた3冠馬オルフェーヴルの全弟。暮れの朝日杯FSでは8着に敗れたが、主戦の池添も「こういう時期に急に良くなる血統」と口にしているように、いつ覚醒してもおかしくない。またポルトドートウィユ(牡・高野)は母系がダイナカール〜エアグルーヴ〜ポルトフィーノと続く良血。不運もあって2度土がついているが、アッシュゴールド同様、「ここを勝ってクラシックへ」と期待しているファンは数多い。

 関東からも・・・

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