パートン旋風再襲来/トレセン発秘話

2015年07月15日(水) 17:59


◆アドマイヤラクティが急性心不全でこの世を去ったことを知ったパートンは馬房を訪れ泣いていた

 昨年11月末、梅田厩舎の鹿戸助手はわざわざ有給休暇を使って、ワールドスーパージョッキーズシリーズで来日していたザカリー・パートン騎手(32=オーストラリア)のいる東京競馬場へあいさつに行ったのだそうだ。「オーストラリアではいろいろお世話になったから、そのお礼にと思って」(鹿戸助手)

 アドマイヤラクティのオーストラリア遠征で手綱を取り、見事GIコーフィールドカップ(10月18日)を勝ち取ったのがパートンだった。

「よく馬のことを研究してくれていて。向正面で外に出して、長く脚を使う特長をうまく生かす競馬をしてくれた。ほぼ完璧なレースだったと思う」

 次走のメルボルンカップ(11月4日)で最下位に敗れた直後、急性心不全でこの世を去ったアドマイヤラクティ。それを知ったパートンは馬房を訪れ泣いていたという。

「人としても素晴らしいし・・・

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東京スポーツ

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