【浜中俊騎手(2)】『ラブリーデイで天皇賞勝利 最大のライバルの印象は』

2015年11月26日(木) 18:01


(前半のつづき)

ショウナンパンドラも怖い存在

 コアな競馬ファンならご存じだと思うが、浜中の現在のエージェントは、同時にミルコ・デムーロとクリストフ・ルメールのエージェントでもある。ふたりが入ってきたことによるフラストレーション──浜中は多くを口にしないが、それは想像に難くない。

「年々乗り馬の質も上がってきていると思いますし、だからこそ、もっと成績を出さなくてはという思いがあるなかで、ふたりが中央に入ってきて。自分が乗っていた馬がふたりに流れたり、ふたりはどんどん乗り馬が決まっていくなかで、自分はなかなか決まらなかったり。結果にしても、ふたりが順調に出しているなかで、自分は出せなかった。そういう局面に立たされたのは初めてだったので、やっぱりストレスは溜まりましたね」

 ただ、「すべては自分の実力不足」だと浜中は言う。

「誰がエージェントをしようが、状況は同じだったと思うんです。断じてエージェントのせいではないですし、僕以外のジョッキーも同じ気持ちを持っているかもしれない。ただ・・・

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GIの注目馬にスポットを当て、主戦騎手や管理調教師を独占取材するnetkeibaのスペシャルインタビュー。GIに向けた意気込みや中間の調整過程、レース後に直撃し、戦いの舞台裏にあった知られざる真実を語っていただきます。

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